エ軍、低迷脱出へ“改善すべき数字” 内野手19人起用は「深刻な選手層の薄さを露呈」
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ドルーリーとウルシェラ獲得は「ピッタリのバックアップ」
大谷翔平投手が所属するエンゼルスは今季、9年ぶりのプレーオフ進出を目指す。MLB公式は「2023年に改善されるであろう7つの数字」の中で、2022年は19人にものぼったエンゼルスの内野の起用人数をあげた。
捕手を除いて、昨季エンゼルスの内野でプレーした選手は19人にのぼる。これはパイレーツ(19人)と並び、ジャイアンツとアスレチックス(それぞれ21人)に次ぐ数字だった。
「特にアンソニー・レンドンとデビッド・フレッチャーの怪我は、エンゼルスの深刻な選手層の薄さを露呈させた」とMLB公式。選手の入れ替わりが激しいことが低迷につながるわけではないが、エンゼルス内野陣のOPSは、アスレチックス(.602)、タイガース(.617)に次ぐワースト3位の.629だった。
しかし今オフは積極補強を続けたため「良いニュースがある。2022年はなかった“保険”を得た」と前向き。昨季OPS.813を記録したブランドン・ドルーリー、同.767のジオ・ウルシェラを獲得したことで「デフェンスに万能性が増した。どちらも今オフ獲得可能な最強打者ではなかったが、彼らは、エンゼルスにピッタリのバックアップなのかもしれない」と期待した。
(Full-Count編集部)
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