大谷翔平は“未来の殿堂入り候補者” 二刀流で評価難解も「ハードル低くなるかも」

「2023年にプレーを見ることができる未来の殿堂入り候補者」の30番目
エンゼルスの大谷翔平投手に、早くも将来的な米殿堂入りの期待が高まっている。MLB公式が「2023年にプレーを見ることができる未来の殿堂入り候補者たち」との記事を掲載。大谷は30番目の選手で名前が挙がった。
参考にしたのは、ファングラフスの「WAR」の数字。「WARだけでは殿堂入りできないが、良い判断材料の一つである」という。殿堂入り選手の平均WARは60ほどで、最高レベルの選手ではWAR100を超えることもある。
WAR23の大谷については「ベーブ・ルースさえやらなかったことをやっている。2018年にトミー・ジョン手術を受けたが、これまで素晴らしい3シーズンを送った。2018年は新人王、2021年はア・リーグMVP、2022年はMVPの投票で2位、サイヤング賞の投票でも4位となった」と高い評価。
さらに投打で高いパフォーマンスを見せる大谷だけに「彼の二刀流選手としての才能をWARでは正しく評価できないという確固たる証拠はないものの、彼が殿堂入りの投票用紙に名前が載るほど長く、十分に活躍すれば、投票者たちが、彼がこれまでに誰もやっていないことをやったという理由で、彼の殿堂入りを強力に後押しする可能性も高いだろう。彼には比較対象がいないため、殿堂入りのハードルが彼に対しては少し低くなるかもしれない」と分析した。
なお「一発間違いなしのレジェンドたち」として紹介された上位5人は、マイク・トラウト(WAR82)、ジャスティン・バーランダー(WAR78)、クレイトン・カーショー(WAR70)、マックス・シャーザー(WAR70)、ミゲル・カブレラ(WAR69)だった。
(Full-Count編集部)
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