人的補償の田中正義は「ずっと見ていた選手」 ハムが“かつての恋人”にかける期待
FA移籍した近藤健介の「人的補償」に指名…稲葉GMが期待あふれるコメント
日本ハムは11日、FAでソフトバンクへ移籍した近藤健介外野手の人的補償として、田中正義投手を獲得すると発表した。日本ハムにとっては2016年ドラフトで1位入札したものの、抽選に敗れた“かつての恋人”だ。ここまで6年間は未勝利に終わっているものの、稲葉篤紀GMら首脳陣は大きな期待をかけている。
稲葉GMは球団を通じて「アマチュア時代からずっと見ていた選手であり、非常にポテンシャルが高く、その持っている能力に期待して、田中選手を選ぶという結論に至りました。ストレートの強さに魅力を感じますし、新天地で力を発揮してほしいです。ファイターズで新たな気持ちで挑戦してほしいと思います」とコメントを発表した。
日本ハムにはボールの力で押せるリリーフ投手が不足しており、田中が創価大時代に見せたような剛球を見せられればチームの弱点を埋められる。潜在能力に大きく期待しての獲得となったようだ。
(Full-Count編集部)