侍J内定のヌートバーとは何者? 今季の“ブレーク候補“…米メディア「全て揃っている」
日本人の母を持つ日系人の25歳、四球率はMLBの上位2%
3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に内定したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が、「2023年の各球団のブレーク候補」の1人に選出された。日本人の母を持つ25歳で、昨季は108試合に出場し、打率.228、14本塁打40打点、OPS.788をマークしている。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、注目すべき2023年のシーズンのブレーク候補を各球団から1人ずつ紹介。カージナルスからは、25歳のヌートバーが選出された。
左打者ではあるものの、出塁率は対右投手(.325)よりも対左投手(.400)の方が高いことも評価の一因となった。強肩も武器で「右翼のレギュラーになるのに必要なものはすべて揃っている」と評している。打球の初速を示す「Exit Velocity」はMLBの上位10%に入っており、四球率にいたっては14.7%で、上位2%に位置する。
侍ジャパン入りとなれば、鈴木誠也(カブス)、吉田正尚(レッドソックス)らとMLB外野を固めることも予想される。WBCでの活躍だけでなく、来シーズン以降の成長過程にも注目したい。
(Full-Count編集部)