NPB電撃復帰も? 迫られる決断の時…“去就未定”日本人メジャー2人の進路は
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藤浪はアスレチックスと1年契約合意、有原はソフトバンクでNPB復帰
阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた藤浪晋太郎投手が、アスレチックスと1年契約を結ぶことで合意した。米複数メディアが伝えたもので、現在は身体検査待ちとなっている。次の注目は去就の決まっていない日本人メジャーリーガー2人だろう。
澤村拓一投手はレッドソックスで2年契約最終年だった昨季49試合登板して1勝1敗3ホールド、防御率3.73をマーク。昨年9月に退団し、現在はFAのままだ。これまでに米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、NPB復帰よりもメジャーでのプレーを希望していると伝えている。3年ぶりの日本球界復帰となれば、2020年以来3年ぶりだ。
ブルージェイズ傘下からFAとなっている筒香嘉智外野手の去就も決まっていない。代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は昨年12月のウインターミーティングで「メジャーでのプレーを優先している。メジャー契約を1月まで探す」と長期戦を示唆。それと同時にウルフ代理人はNPB球団からオファーが来ていることも認めている。両選手ともNPB復帰を決断すれば、争奪戦となりそうだ。
レンジャーズ傘下からFAとなっていた有原航平投手はソフトバンクで3年ぶりにNPB復帰することが決まった。球春到来まであと3週間ちょっと。日本球界では実績も経験も豊富な2人は、どのような決断を下すのだろうか。
(Full-Count編集部)
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