性的暴行で自由契約のCY賞投手は「違う惑星のチームを…」 最低保証年俸も厳しい現実

ドジャースから自由契約となったトレバー・バウアー【写真:Getty Images】
ドジャースから自由契約となったトレバー・バウアー【写真:Getty Images】

ドジャースはDFAとしていたバウアーを自由契約に

 ドジャースは12日(日本時間13日)、女性への性的暴行を理由に処分を受けて事実上の戦力外「DFA」としていたトレバー・バウアー投手を自由契約とした。米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は「ヤンキース、メッツはバウアーを獲得しない。“違う惑星にあるチーム”を探さないとならないかもしれない」と厳しい現状を報じた。

 ドジャースはすぐにリリースせず、同地区にトレードできる可能性のあるDFAを選択。同紙は複数の情報源の話として、メッツとヤンキースはバウアーをトレード期限でも、FAでも獲得しないと報じた。処分は194試合に軽減されたが、メジャー契約できるか不透明。「多くの編成部は、素晴らしい才能の持ち主を獲得することに対して賛成かもしれないが、問題はオーナーがどう思うかだ」と分析した。

 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「ドジャースはトレバー・バウアーのリリースを発表した。彼は全てのチームと72万ドル(約9300万円)で契約できる」と伝えた。今季開幕から復帰可能で最低保証年俸とはいえ、獲得する球団はあるのだろうか。

 ファンからは「興味のあるチームなんてあるのか?」「たった72万ドルの為に。今年はプレーしないだろう」「あんな負け犬を誰も獲得しない」などの意見が。「メキシカンリーグか独立リーグが彼を獲得する!」「彼は1シーズン日本でプレーして好成績をあげれば、リスクを許容するMLBのチームと契約する」「彼は日本かメキシコに行くべき」といった声もあった。

(Full-Count編集部)

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