中日新助っ人が秘める“特殊能力”「ムキムキ上腕」からの怪力が貧打竜打線を救う

アリスティデス・アキーノは打撃も守備も規格外の助っ人

　中日が新外国人選手として獲得したアリスティデス・アキーノ外野手は、ずば抜けた身体能力が自慢だ。昨季、打撃ではメジャーでもトップクラスの打球速度を記録している。本人が新年、SNSに公開した打撃動画では、鍛え上げられた肉体でボールをシバキ上げる姿が収められている。

　MLBが公開しているデータによると、アキーノが昨季記録した最速の打球速度は時速113.6マイル（約182.8キロ）で、これはメジャーリーグの上位8％に入る。また、守備でも昨季メジャーで唯一、時速100マイル（約160.9キロ）を超える送球を記録した。まさに原石と言える存在なのだ。新年には自身のインスタグラムに「新しい挑戦がやってくる」として打撃動画を投稿。ムキムキの上腕でバットを振り、恐ろしい破壊音を響かせている。

　中日の昨季の総得点414、チーム本塁打62本はともにリーグ最下位。首位のヤクルトに得点では205点、本塁打では実に112本の差をつけられている。まさに“怪物”といえる能力を誇るアキーノが、貧打竜打線を救えるか。