巨人の新外国人に漂う覚醒の予感 走攻守3拍子揃った中堅手候補「ブレークのチャンス」

巨人に加入したルイス・ブリンソン【写真:Getty Images】
巨人に加入したルイス・ブリンソン【写真:Getty Images】

米トレード・ルーマーズ「NPB移籍はキャリアのターニングポイント」

 巨人は新外国人としてルイス・ブリンソン外野手(ジャイアンツ傘下FA)の獲得を発表した。背番号は「42」で、中堅手のレギュラー候補として期待されている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は28歳のNPBでの展望を伝えている。

 2017年にブルワーズでメジャーデビューし、マーリンズ時代の2018年には主に中堅手として109試合出場、11本塁打をマークした。昨季は3Aで打率.298、22本塁打と長打力を発揮したものの、ジャイアンツでは16試合出場で打率.167、3本塁打止まり。同メディアは「NPB移籍はキャリアのターニングポイントを示している。かつては球界屈指のプロスペクトだったが、いまだにその期待に応えられていない」と綴った。

 走攻守3拍子揃った196センチの大型外野手。NPBで化ける可能性を大いに秘めている。「巨人への移籍はブリンソンにとってブレークのチャンスだ。メジャーでは自分を見つけることができなかったが、3Aでは安定して素晴らしい結果を残してきた。NPBで生産性のある結果を残せる可能性がある」と指摘している。

 ブリンソンは「東京での新たなチャレンジを待ち遠しく思います。チームメイトや監督・コーチ陣、そして、最高のファンのみなさまを会える日を楽しみにしています」などとコメントしている。ジャパニーズ・ドリームをつかめるか。

【実際の動画】中堅後方の大飛球を華麗にジャンピングキャッチ ブリンソンのプレー映像

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