京田獲得のDeNA、新たなサプライズはあるか? まだできる補強…残された支配下枠は

FAで嶺井が流出、京田を砂田との交換トレードで獲得した
2022年シーズンはセ・リーグ2位に躍進したDeNA。三浦大輔政権3年目の今季、1998年以来25年ぶり優勝へ態勢は整ったのだろうか。今オフの戦力補強の進捗状況や、残る支配下枠などを見ていく。
このオフは三上朋也投手(巨人と育成契約)や倉本寿彦内野手ら8選手が戦力外に。外国人ではフェルナンド・ロメロ投手、ブルックス・クリスキー投手が退団した。さらにFAで嶺井博希捕手がソフトバンクへ、砂田毅樹投手は交換トレードで、細川成也外野手が現役ドラフトで中日へ移籍した。また、櫻井周斗と松本隆之介両投手は支配下から育成契約になった。
加入したのはJB・ウェンデルケン投手とトレイ・アンバギー外野手の両助っ人。中日から交換トレードで京田陽太内野手、現役ドラフトで笠原祥太郎投手が加わり、ロッテを戦力外になった西巻賢二内野手を育成で獲得した。
昨秋のドラフトで指名した支配下選手は5人。ドラ1では大阪桐蔭高の松尾汐恩捕手を指名した。これで支配下は63人となり、上限まであと7枠残っている。昨年は66人で開幕を迎え、シーズン中に3選手が育成から支配下に引き上げられた。
昨年の例でいけば、開幕までに今後数選手の補強は可能。昨年の育成ドラフトでは5人指名しており、育成選手の競争もより激しさを増す。今後どのような手を打ってくるか、注目される。
(Full-Count編集部)
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