ア軍・藤浪晋太郎が英語入団会見「Call Me Fuji」 会場は拍手喝采「ビューティフル」

入団会見に臨んだアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
入団会見に臨んだアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

会見冒頭で英語で自己紹介「フジの方が発音しやすいかな」

 阪神からポスティングシステムでアスレチックスへ移籍した藤浪晋太郎投手が17日(日本時間18日)、オークランドの球団事務所で入団会見を行った。背番号は未定。「アイム・シンタロウ・フジナミ。プリーズ・コール・ミー・フジ・ライク・マウント・フジ」などと1分20秒に渡って英語で自己紹介した。

 流暢な英語スピーチに会場は拍手喝采。米メディアから「ビューティフル」と称賛された。「日本では晋太郎と呼ばれることが多いんですけど、シンは発音がしにくいのでフジの方が。みんなマウント・フジは知っているし、分かりやすいかなと」と照れくさそうに語った。

 1年契約で年俸325万ドル(約4億1600万円)、出来高100万ドル(約1億2800万円)。最大425万ドル(約5億4500万円)までアップする新天地では、先発ローテーションの一角として期待されている。「一番自分を評価してくれた」と笑顔。同じア・リーグ西地区には同世代のエンゼルス・大谷翔平投手がいる。「世界最高の選手の1人ですし、同級生ですけど、楽しみにしてくれている日本のファンの方もいると思う。チャンスがあれば目いっぱい投げたい」と心待ちにした。

 会見には背番号「1」のユニホームで臨んだが、まだ決まっていないという。「ファストボールとスプリットには自信に持っている。思い切って勝負するところは勝負したい。文化は違っても思い切りの良さは武器になる」と意気込みを語った。

【動画】似合ってる? 藤浪晋太郎が緊張気味にア軍ユニホームに袖を通す瞬間

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