ダルビッシュ、CY賞級の大型契約の期待も 今季で37歳…米TV局は危惧「見る目厳しい」

パドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
パドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

ダルビッシュは今季中の日米通算200勝到達にも期待

 パドレス・ダルビッシュ有投手の去就に早くも注目が集まっている。米放送局「FOXスポーツ」はエンゼルス・大谷翔平投手ら2023年シーズン終了後にFAとなる先発投手に注目。衰え知らずの36歳右腕が、3度のサイ・ヤング賞右腕マックス・シャーザー級の大型契約を結ぶ可能性を指摘している。

 ダルビッシュは昨季30試合でメジャー自己最多タイ16勝(8敗)、防御率3.10の好成績をマークした。同メディアは「今季の成績さえ分からない中で30代終わりにどのようになるか予想するのは難しい」としつつも、今季もフル回転なら2021年オフにメッツと3年総額1億3000万ドル(約168億4000万円)、年平均4333万ドル(約56億1000万円)の契約を勝ち取ったシャーザー級との予測も立てた。

「マックス・シャーザーより(金額は)少なくても、メッツから得たものと似た契約になる可能性はある。だが、少しでもピッチングの衰えが見えたり怪我があったりすれば、契約はかなり違うレベルになってしまうだろう」

 ダルビッシュは3月に行われるWBCに侍ジャパンとして参戦。ここまで日米通算188勝(NPB:93勝、MLB:95勝)。今季中の200勝到達の期待もある。同メディアは「年齢が上の投手たちに対しては(プレーや怪我に対する)見る目がさらに厳しくなる」と指摘。3月から真剣勝負となるが、何よりシーズン完走、大型契約ゲットを期待したい。

(Full-Count編集部)

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