NPB続行は1人、元ドラ1は独立L…“未完の大砲”はスカウトに 楽天退団選手の去就

昨オフに楽天を退団した川島慶三氏、岩見雅紀氏、釜田佳直氏(左から)【写真:荒川祐史】
昨オフに楽天を退団した川島慶三氏、岩見雅紀氏、釜田佳直氏(左から)【写真:荒川祐史】

福山博之氏と釜田佳直氏はスコアラー、岩見雅紀氏はスカウトに転身

 昨季限りで楽天から戦力外になった選手の去就が次々と決まっている。19日には新たな球団スタッフやアカデミーコーチが発表され、戦力外通告を受けて現役引退した福山博之氏、釜田佳直氏、岩見雅紀氏らも加わった。

 昨年の支配下で戦力外通告を受けたのは9選手。NPB通算102ホールドをマークした福山氏はチーム運営部のチーム運営グループ兼スコアラーグループに。高卒1年目の2012年に7勝をあげた釜田氏もチーム運営部スコアラーグループに転身する。

 慶大で通算21本塁打を放ち、2017年ドラフト2位で入団した岩見氏はスカウト部アマスカウトグループの一員となった。また、2020年に24登板を果たした寺岡寛治氏は楽天イーグルスアカデミーコーチ就任が決まった。

 17年間の現役生活に幕を下ろした川島慶三氏は、2軍打撃コーチに就いた。2010年広島ドラフト1位でNPB通算32勝の34歳右腕・福井優也投手はルートインBCリーグの福島レッドホープスで、2013年ドラフト2位で通算20本塁打の内田靖人内野手は社会人野球のエイジェックで再スタートを切る。

 昨年13試合に登板も戦力外となった左腕の渡邊佑樹投手は合同トライアウト参加を経て、ソフトバンクと育成契約を結んだ。2019年ドラフト7位入団の水上桂捕手は育成契約に。3桁の背番号から支配下復帰を目指す。

(Full-Count編集部)

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