大谷翔平の中継どうなる!? エ軍放送局の運営会社が破産申請へ、放映権打ち切りも

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

プルデンシャル・ファイナンシャルなど数社が所有か

 ストリーミングビデオ業界に特化したメディア「Next TV」は、バリースポーツRSN(バリースポーツの地域スポーツネットワーク)の運営会社ダイヤモンド・スポーツ・グループが破産申請することを報じた。バリースポーツRSNの一部である「バリースポーツ・ウエスト」は、大谷翔平投手の所属するエンゼルスのホームゲームを中継している。

 破産の方向にあるダイヤモンド・スポーツ・グループは、バリースポーツ名がついた19の地域スポーツネットワークの運営会社であり、債務過多に陥っていたという。

 今後について、ダイヤモンド社の最大の債権者であるプルデンシャル・ファイナンシャルなど数社がバリースポーツRSNを所有することになると記事は伝えている。

 一方で「バリースポーツの19の地域ネットワークとのTV放映権に頼るプロチームは、今後厳しい緊縮経営を余儀なくされるかもしれない。会社再建中に放映権契約が打ち切られる可能性があるからだ」と指摘。MLBでは、RSNのテレビ放映権料が収益に占める割合が大きいカージナルスが最も影響を受けると見られている。

「ブルームバーグ・ニュース」のメディア・レポーターであるジェリー・スミス氏は「地域スポーツチャンネル界における米国最大のオーナーが破産申請に向かっていて、MLBなどのチームへの(放映権の)支払いが危険にさらされることになる」と伝えた。大谷翔平の二刀流の活躍を伝えるはずの中継に影響が出てきそうだ。

(Full-Count編集部)

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