大谷翔平を超える最強の逸材は? 20年に1人の圧倒的打力「ワクワクで耳が聞こえない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式サイトは歴代の若手有望株ランキング発表、大谷翔平を超える逸材は

 MLB公式サイトは2004年以降、若手有望株ランキングを発表してきた。開幕前とシーズン途中でランキングをアップデートしているが、これまでに20人の選手がNo.1プロスペクトに選ばれている。同サイトのジョナサン・マヨ記者は「私たちはMLBデビュー前にワクワクさせた天才たちを比較した。その結果に、あなたたちは驚くかもしれない」と歴代No.1有望株を選出した。

 歴代1位はブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手を選出。殿堂入りしたブラディミール・ゲレーロを父に持つゲレーロJr.は2018年シーズン途中と2019年開幕前に1位に選ばれてきたが、記事では「ゲレーロJr.に対してのワクワク度は、確実に耳が聞こえなくなるほど(の注目度)だった」と述懐。選出の理由は、選手を評価する手法「スカウティング・スケール(20~80スケール)」の打撃部門で最高評価となる80を記録したこと。これは若手有望株ランキングを発表している20年間でゲレーロJr.が唯一だという。

 ゲレーロJr.は2018年にマイナーで打率.331、出塁率.414、長打率.531という好成績をマーク。「その素晴らしいスコアをバックアップした」。メジャーデビューした2019年には123試合に出場して、打率.272、15本塁打、69打点。3年目の2021年には48本塁打を放って本塁打王に輝き、球界を代表するスラッガーへと成長を遂げた。

 エンゼルス・大谷翔平投手は2位だった。大谷は2018年開幕前に有望株ランキング1位に。マヨ記者は「私たちは今まで彼のような選手を見たことがなかった。彼がプロスペクトであった時間は短かったが、投打両方の能力により、このリストのほぼトップ(2位)に選んだ」と二刀流の活躍を高評価した。

 さらに「彼は、投手としてならナンバーワンプロスペクト、外野手としてもおそらくトップ10に入っただろう」と推測。日本から彗星の如く現れた大谷のプレースタイルに感心していた。

(Full-Count編集部)

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