大谷翔平のエ軍再契約は「ゼロ」 米記者報道、開幕前の契約延長は“望みなし”か

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

スプリングトレーニング中は重要な“交渉期間”も…

 2023年オフにフリーエージェントになる大谷翔平投手は、シーズン開幕前にエンゼルスと再契約を結ぶのか? 米ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は「契約が春に早期決着する可能性は事実上ゼロだろう」と伝えた。

 大谷の去就は米メディアにとっても一大関心事。ヘイマン記者は「ショウヘイ・オオタニにとってのエンゼルスとの運命は、スプリングトレーニングでの最も大きな話題の1つ」との見出しで報道。「エンゼルスに有利に働く点が2つある」として、他球団幹部の「お金より居心地を求めている」との証言をもとに大谷が西海岸チームを好むと推測されること、さらにエンゼルスが二刀流・大谷を尊重していることを挙げた。

 この2つの条件だけなら、スプリングトレーニング中にエンゼルスと再契約へ進むことも考えられるが、可能性ゼロと報じるのには理由がある。「(大谷が入団した)5年間プレーオフに出場していない」。

 エンゼルスはトラウト、レンドンと高額年俸選手を抱え、頼みの綱だった大富豪オーナーの就任もアート・モレノオーナーの身売り中止で打ち消された。仮にエンゼルスと契約延長するとすれば、シーズン前のスプリングトレーニング中は重要な“交渉期間”となるが……。米敏腕記者は“望みなし”と見ているようだ。

(Full-Count編集部)

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