入来智さんが交通事故で死去、55歳 “兄弟投手”で話題…2001年の燕優勝に貢献
10日、宮崎・都城市内で交通事故のため死去
オリックスは11日、入来祐作投手コーチの実兄で、元プロ野球選手の入来智さんが10日に宮崎県都城市内で交通事故のため死去したと発表した。55歳だった。
入来智さんは鹿児島実業から社会人の三菱自動車水島を経て1989年ドラフト6位で近鉄に入団。1996年途中に交換トレードで広島に移籍も、同年オフに近鉄へ復帰し、1998年オフには巨人へ移籍した。当時巨人には入来祐作投手がおり、兄弟選手が同時に同一チームに在籍して話題を呼んだ。
2001年にはヤクルトへ移籍し10勝をマークし、日本一に貢献。オールスターでは兄弟リレーも実現した。2002年オフに戦力外通告を受け、その後は韓国、台湾でプレーし、2004年を最後に現役引退した。NPB通算成績は214登板で35勝30敗2セーブだった。
オリックスの発表によると、死因は交通事故による重症頭部外傷。通夜は12日午後5時から、葬儀・告別式は13日午前11時から平成会館(宮崎県都城市鷹尾1-23-19)で行われる。
(Full-Count編集部)