大谷翔平、ニューバランスの“斬新グラブ”に変更 球界で見ないモデル…野球道具を一新

球場入りするエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
球場入りするエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

スパイクもNB製、バットはチャンドラー製を使用

 エンゼルス・大谷翔平投手は野球道具を一新して3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨むことになりそうだ。前日13日(日本時間14日)の自主トレでは今季から契約した米スポーツ用品メーカー・ニューバランスのスパイク、革手袋を使用していたが、投手用グラブもニューバランスに。あらゆる野球道具を変え、初出場となるWBCで3大会ぶりの世界一に挑む。

 気温13度。肌寒かったからか、大谷はグラウンドに姿を見せることはなかった。だが、バッテリー組の集合日で報道陣にはクラブハウスが開放された。大谷のロッカーは報道陣の入り口付近に。大谷のグラブがそこに置かれていた。薄い茶色をベースに親指付近は紺色。白く縁取りされ、手の甲付近にはニューバランスと英字で赤く刺繍されていた。前日のキャッチボールでも同じグラブを使っていたとみられるが、これまで同社製のグラブをあまり見たことがなかった。実に斬新なデザインだった。

 前日のフリー打撃では米国メーカー・チャンドラー製のバットを使用。ヤンキースのアーロン・ジャッジらが使っていることで知られる。NPB時代の2014年から昨季までアドバイザリー契約を結んでいたアシックスのバット、グラブ、スパイクを使っていたものの、一気にモデルチェンジ。26スイングで左中間への130メートル弾を含む12本の柵越えをマークしたフリー打撃を見る限り、パワフルぶりは昨季以上のように感じる。

 ちなみにキャンプ施設入りする際の“私服”もチェンジ。13日はフード付きの上下スウェット姿。この日はグレーのスウェットにスニーカー、帽子、靴下まで全身ニューバランスだった。常に高みを目指す大谷に新たな仕事道具。一体ファンをどれだけ沸かせてくれるのだろうか。

【動画】使用感もグッド? 大谷翔平が新グラブでキャッチボールをする映像

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