ダルビッシュがハム時代の“相棒”と練習 愛あるイジリも炸裂「リリースおかしい」

キャッチボールを行った鶴岡慎也氏(左)とダルビッシュ有【写真:荒川祐史】
キャッチボールを行った鶴岡慎也氏(左)とダルビッシュ有【写真:荒川祐史】

代表合宿前日に宮崎で自主トレ…鶴岡慎也氏とキャッチボールなどを行った

 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手(パドレス)が16日、1日早く宮崎入りし、木の花ドームで練習を行った。チームスタッフを務める鶴岡慎也氏とキャッチボールをするなど約1時間半にわたって汗を流した。

 翌17日から行われる代表合宿に向け、一足先に宮崎入りしたダルビッシュは巨人勢とともに練習。戸郷翔征投手に変化球の握り方を教えるなど、侍メンバーと交流も図った。巨人の選手について「凄くみんなまじめですし、野球に対して真摯に取り組んでいるなという印象でした」話した。

 練習では、日本ハム時代にバッテリーを組んだ鶴岡氏とキャッチボールをしたり、笑顔で話したり、リラックスした様子だった。鶴岡氏が大城卓三捕手の打撃投手を務めた際には「リリースおかしい」といじる場面も。話した内容については「特に覚えていないです。そんな大した話をしていない」としながらも、「自分としても鶴さんがいるのはリラックスできるのでありがたいです」と感謝した。

 この日は、日本ハムの「F」のロゴが入ったキャップで球場入り。鶴岡氏からの強力なサポートも追い風に、世界一へスタートを切った。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY