藤浪晋太郎のスプリットは「えげつない」 捕手驚愕「慣れるまで練習が必要」
6人ローテの可能性も? 監督「全ての選択肢を検討している状況」
アスレチックスの藤浪晋太郎投手が16日(日本時間17日)、米アリゾナ州メサの球団施設で初のブルペン投球を行った。スプリットやカットボール、スライダーなどすべての変化球を交えて計40球。同僚たちも大絶賛だったことを、MLB公式が伝えている。
その投球は「フジナミの“えげつない”スプリット。アスレチックスキャンプでワオ」との見出しで報じられた。捕手を務めたシェイ・ランゲリアーズは「大きく落ちるスプリットはえげつなかった。慣れるまで、捕球練習が必要だ。本当に良かった。鋭く落ちる」とコメントした。
日本では6人ローテーションが主流だった。マーク・コッツェイ監督は、6人でローテーションを回す可能性について「現時点では全ての選択肢を検討している状況だ。その(6人ローテの)可能性はある。(藤浪の)回復状況に関して、できる限りの情報を集めて見極めようと思っている。彼はビッグで、フィジカルがある。5人ローテで成功できないということはないのではないか」と語った。
さらに「彼が日本で成し遂げたことを踏まえたら、過去に我々のローテーションを務めた選手と同じだけの先発登板数を投げられる能力があると思う」と太鼓判。メジャー1年目の藤浪への期待は高まっている。
(Full-Count編集部)