ダルビッシュ、若手の熱視線は「嬉しかった」 ブルペンに充実感「体が動いていた」
ダルビッシュは宮崎入り後初めてブルペンで34球を投げた
侍ジャパンのダルビッシュ有投手が宮崎合宿2日目を終え、取材に応じた。この日合宿初のブルペン投球を行い、スライダーなど変化球を交えながら35球を投じ「思っていたより体が動いていた。温かかったですし、サンディエゴで投げたときよりもいい感じで投げられました」と笑顔を見せた。
甲斐拓也捕手と呼吸を合わせるようにブルペン投球を行っていると、捕手の後方に若き侍戦士たちが集まってきたが「一つのメンタル的なトレーニングだと思っている。周りの方もたくさん見てくださっていたけど、自分の中で自分の世界を作って。(見てくれて)嬉しかったです」と白い歯を見せた。
ブルペン投球の途中ではタブレット端末で細部を修正し「回転軸の角度であったり、自分の思い通りの変化をしているかというところ」と徹底した確認を行った。
投球途中にはチームスタッフの鶴岡慎也氏を打席に立たせるシーンも見られ「次は実戦になる。まだ打者相手には投げてないんですけど、そのイメージで(鶴岡氏に立ってもらって)投げました」と説明。ダルビッシュの躍動を、久々に日本のマウンドで見られる。
(Full-Count編集部)