大谷翔平は「高校時代は藤浪の引き立て役」 9年ぶり“投げ合い”に米も熱視線

エンゼルス・大谷翔平(左)とアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥、球団提供】
エンゼルス・大谷翔平(左)とアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥、球団提供】

3月1日に実現、投げ合いは2014年以来9年ぶりとなる

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が、28日(日本時間3月1日)にエンゼルスの大谷翔平投手と“メジャー初対決”することが正式に決まった。2014年以来、実に9年ぶりとなる同じ1994年生まれの2人の投げ合いは、米国でも注目を集めている。

 地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」もこの対戦を報じ、「二刀流スターのショウヘイ・オオタニは、日本の高校時代はフジナミの引き立て役だった」。2012年の選抜での投げ合いは、藤浪の大阪桐蔭が勝利した。

 藤浪にとってはメジャー初登板となるマウンド。「アスレチックスがフジナミのMLB打者との初対戦を見ることに加えて、多くのメディアがついて回る人気のオオタニとの相乗効果で注目を集めるだろう」と記事はみている。

 アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は、藤浪の球数は35球程度に制限すると明言。また「2人(の対戦)を見ることで、みんな大いに興奮するだろう。彼らが同じグラウンドに立つのは久しぶりのことだと思う。スプリングトレーニングではあるが、(それでも)ワクワクするだろう」と語った。

 藤浪は23日(同24日)にライブBPに登板し、最速97マイル(約156.1キロ)と存在感を示した。対戦したタイラー・ウェイド内野手も「球に勢いがあった。球の軌道がよくて、動きがあって、手元で変化する。制球がとてもよかった」と絶賛。捕手を務めたヨエル・ポゾも「全球種をストライクゾーンに制球できると思う。とても感心した」と話していた。順調に歩む藤浪は、大谷との再戦でどんな姿を見せるのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY