4失点大乱調は「見た通りです」 試行錯誤の松井裕樹が「もどかしさはある」

中日戦に3番手で登板した松井裕樹【写真:荒川祐史】
中日戦に3番手で登板した松井裕樹【写真:荒川祐史】

7回に登板、3四球と苦しんで1回もたずKO

 野球日本代表「侍ジャパン」の松井裕樹投手(楽天)が3日、1回もたずにKOされた。バンテリンドームでの壮行試合「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2023 名古屋」の中日戦で、7回に登板。3四球と制球に苦しみ4失点。試合後には「自分が投げたいボールじゃないですし、もどかしさはある」と試行錯誤の思いを語った。

 2点ビハインドのマウンドに上がり、先頭の田中に四球。盗塁が絡みながらも2死二塁までもっていったが、ここから堪えきれなかった。細川に適時二塁打を浴びると、連続四球で満塁に。高橋周に適時打を浴びたところで降板となった。継投した栗林が2点タイムリーを浴びたため、松井には4失点が刻まれた。

 この日の投球について問われると「見た通りです」とポツリ。「いろんな要因ありますけど、前回から比べてよかったとか悪かったとか言っている場合でもないので、しっかり次に向けて時間を使ってうまく投げれるように」と前を向いた。

 降板後には、ベンチで大谷翔平投手(エンゼルス)と話す場面も。アドバイスをもらったといい、その内容について「『前傾を意識した方がいい』とかですかね」と明かした。開幕まで1週間を切る中、急ビッチでの修正が求められる。

(Full-Count編集部)

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