侍J快勝 村上宗隆、山川穂高に待望1号、吉田正尚3安打4打点、9日開幕中国戦へ弾み

オリックス戦で本塁打を放った侍ジャパン・村上宗隆【写真:Getty Images】
オリックス戦で本塁打を放った侍ジャパン・村上宗隆【写真:Getty Images】

大谷翔平は中前打&四球で交代

 野球日本代表「侍ジャパン」は7日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」でオリックスに9-1で勝利した。9日に開幕するWBC本大会前最後の実戦。4番に座った吉田正尚外野手(レッドソックス)が3安打4打点の活躍を見せるなど打線がつながりを見せた。

 侍ジャパンは初回1死一、二塁で4番・吉田の適時右前打で先制。その後、2死一、二塁で村上宗隆内野手(ヤクルト)が左中間に確信の3ランを放った。村上はチーム結成後、実戦5試合でノーアーチ。この日は初めて4番を外れ、6番起用されていた。苦しんだ主砲に快音が響き、この回4点を奪った。

 2回には、2死満塁で再び吉田が左中間へ走者一掃の適時三塁打で3点を追加、2回までに7得点と点差を広げた。4回2死二塁では、代打の山川穂高内野手(西武)が実戦17打席目にして初ヒットとなる左翼適時打を放った。山川は8回に左翼席へ1号ソロを放ち“どすこい”を披露。表情に明るさが戻った。

 6日の阪神戦で2本塁打を放った大谷翔平投手(エンゼルス)は、この日「3番・指名打者」で2戦連続の先発出場。初回の第1打席で中前打、2回の第2打席で四球を選び、次の打席で代打を送られ交代した。

 侍ジャパンは9日中国戦から1次ラウンドを戦う。勢いよく、戦いの場を東京ドームへ移す。

(Full-Count編集部)

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