大谷翔平、ブルペンでは大荒れも抜群の“修正力” 吉井コーチも感心「野球うまくなった」

「3番・投手兼DH」で先発した侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
「3番・投手兼DH」で先発した侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

日本ハム時代に大谷を指導した吉井コーチ「らしいところを久しぶりに見ました」

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は9日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の1次ラウンド・中国戦(東京ドーム)に「3番・投手」で投打同時出場した。4回5奪三振1安打無失点と好投し、WBC初勝利を挙げた。吉井理人投手コーチは「凄かったです」と称賛しながらも、「ブルペン1球もストライク入っていなかったので、大谷らしいところを久しぶりに見ました」と、日本ハムのコーチ時代を回想しながら笑顔交じりに語った。

 あくまでもプルベンは、「マウンドに上がるための調整なので」とし、本番のマウンドでは無四球ピッチングを披露した。ストライク先行で、4回49球と“省エネ”で降板。「思ったより1イニング多く投げてくれて助かりました」と感謝した。

 スライダーを中心に5三振を奪い、ほぼ完ぺきと言える内容に「凄かったです。変化球がうまくなっていたので、スーパーメジャーリーガーにいうのもあれですけど、野球がうまくなったなと思いました」と、久しぶりにベンチから見つめる大谷の投球に感心した様子だった。

(Full-Count編集部)

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