チェコの「好感度が爆上がり」　悶絶死球も…清々しい“振る舞い”に称賛「格好良い」

162キロが膝に直撃して倒れ込むも…両チームの“振る舞い”が話題

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」で11日、チェコのプレーがファンの心を掴んだ。4回、7番のエスカラが佐々木朗希投手から膝に死球を受けた。痛みを堪えながら一塁へ向かい、ファウルゾーンではダッシュを見せて元気な状態をアピールすると、場内からは大きな拍手が送られた。チェコベンチも笑顔を見せるなど、場内が温かい雰囲気に包まれた。ファンからは「素敵ですね」「両チームのコミュニケーションがよかった」と称賛の声が上がった。

　162キロの剛速球が膝に直撃し、エスカラはグラウンドに倒れこんで悶絶。ベンチの大谷翔平投手も、自分のことのように苦悶の表情で頭を抱えたが、なんとか立ち上がってプレーを続けた。一塁では山川穂高内野手（西武）が帽子を取って歩み寄り、佐々木も降板の際に頭を下げて謝罪。エスカラも笑顔で返した。

　結果的に2-10で敗れたものの、清々しい振る舞いに、ネット上のファンも反応。ツイッター上には「絶対痛いのに……」「ナイスガッツ！」「これこそスポーツマンシップ」「チェコ代表の好感度が爆上がりです」「死球を受けてしまったにも関わらず対応が素晴らしかった」「振る舞いが本当に格好良い」と、温かい声で溢れた。

（Full-Count編集部）