プエルトリコ、WBC史上初の“完全試合”達成 圧巻4投手継投…8回コールド生還で歓喜

完全試合達成に歓喜するWBCプエルトリコ代表【写真:ロイター】
完全試合達成に歓喜するWBCプエルトリコ代表【写真:ロイター】

先発のデレオンが6回途中10奪三振の快投

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールDは13日(日本時間14日)、プエルトリコ代表がイスラエル代表に10-0で8回コールド勝ちし、4投手によるWBC初の“完全試合”を達成した。歴史的瞬間に、球場は歓喜に包まれた。

 初回、バイエズとロサリオの連続適時打で3点を先制。2回、5回にも3点ずつを加えて着実にリードを広げ、8回にヘルナンデスの適時打でコールドを決めた。先発のデレオンが5回2/3を10奪三振の快投で流れをつくると、救援陣も1人の走者も許さなかった。

 8回参考記録ながら、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でカージナルス番を務めるケイティ・ウー記者は「プエルトリコは継投による完全試合を達成。WBC初の出来事だ」と伝えた。前日12日(同13日)のベネズエラ戦では6-9で敗戦を喫したが、2大会連続準優勝の実力を見せつけた。

【快挙の瞬間】WBC初の“完全試合”達成 10点目の生還にナインもファンも熱狂

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