侍Jが強いワケ「お手本のよう」 大谷翔平が起点の“難攻不落”に米脱帽

侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

侍ジャパンの1点をもぎ取る「役割意識」に米メディアが注目

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で4強入りを果たし、米国入りした野球日本代表「侍ジャパン」に、米メディアが再警戒している。「MLBネットワーク」では東京ラウンドでの映像を紹介。専門家のボー・ポーター氏は「日本のロースターはまさに優勝するために組まれている。そして、全てはオオタニから始まります。投球能力、スプリットはゾーン外に決まります。彼がこのチームの流れを作っています」と、二刀流で活躍するエンゼルスの大谷翔平投手を中心に快進撃を見せているとした。

 投手・大谷を起点とした侍ジャパンは「あらゆるプレーをアウトにします。重要な局面に出くわしても、ゴロを打たせて併殺打を奪います」と紹介。打者・大谷についても「打線を見ると、(きっかけは)オオタニから始まっています。(思うように)変化しない変化球をスタンドインさせます。長打も打てるし、シフトを敷いてもバントを決めて出塁します。彼が土台を作っています」と大谷の存在感を強調した。

 さらに侍打線の役割意識についても言及。10日の韓国戦を振り返り「オオタニが二塁打を放ち、次の打者(村上)が二ゴロで走者が進塁。そして、その次の打者(吉田)が犠飛で走者を返す。状況に応じた打撃をする。お手本のような戦い方です」と1点をもぎ取る意識について称賛した。

 投手陣の精神的支柱であるダルビッシュ有投手(パドレス)も紹介。16日イタリア戦では4番手で救援登板。「彼は奪三振能力があります。彼らの制球力はピンポイントです」と脱帽していた。

(Full-Count編集部)

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