侍と戦うメキシコの“怖さ”とは 朗希にアドバイス…恐怖の1番打者に「速球はダメ」

エマニュエル・ゴンザレス記者【写真:川村虎大】
エマニュエル・ゴンザレス記者【写真:川村虎大】

打撃も警戒「非常に勝負強いチーム」

 また、打線も警戒すべきとゴンザレス記者は見ている。「必要としているときに機能した。ヒットが欲しい時にヒットを打っていた。非常に勝負強いチーム」。要注意の選手を問うと、真っ先に名前が出たのは、ランディ・アロサレーナ外野手(レイズ)だった。

 アロサレーナは今大会、1次ラウンドでは打率.500(14打数7安打)、1本塁打9打点でプールCのMVPに輝いた。プエルトリコ戦でも3打数1安打2四球。この大会でのOPSは1.566だ。対策について聞くと「チェンジアップとスライダーだ。ノーファストボール。速球はとても打つ」と返ってきた。ほかにプエルトリコ戦で本塁打を打ったパラデスも要注意だという。

 ゴンザレス記者はメキシコを投打に力のあるチームと認めるが、侍ジャパンが7-4で勝つと予想した。先発が予想される佐々木朗希投手(ロッテ)に対しては「100マイル超えはすごい」としつつも、メキシコ打線を抑えるには「他の球種と組み合わせて目線を変えないといけない」とアドバイスを送った。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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