WBC新記録“驚異の13打点”…吉田正尚が決意「日本の素晴らしさを世界で証明」

3ランを放った侍ジャパン・吉田正尚【写真:Getty Images】
3ランを放った侍ジャパン・吉田正尚【写真:Getty Images】

7回に一時同点となる3ランでWBC新記録の大会13打点

 野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、米フロリダ州マイアミのローンデポ・ボールパークで行われた「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」準決勝のメキシコ戦で、劇的なサヨナラ勝利を飾り、2009年の第2回大会以来、14年ぶりの決勝進出を決めた。3点ビハインドの7回に一時同点に追いつく3ランを放った4番の吉田正尚外野手(レッドソックス)は、試合後の会見で「何とか食らいついていこうと思った」と感触を振り返った。

 体勢を崩されても右翼ポール付近に一時同点3ランを放り込み「(打席で)チェンジアップを見れたので。(内角低めの)厳しいコースでしたけど、なんとかボールの下にバットが入って(ファウルに)切れずによかった」と白い歯をみせた。

 これで今大会13打点目となり、WBCの大会新記録を更新した。21日(同22日)には、米国との決勝戦が控えており「(日本の)素晴らしさをこの世界で証明できる大会。明日米国に勝つというところが世界一を証明できるチャンスだと思う」と気持ちを入れた。

 劇的サヨナラ打を放った村上宗隆内野手(ヤクルト)には「彼の本来の調子はまだまだ出ていない。彼が今まで積んできたキャリアを僕ら全員が認めていますし、彼を最後信じていた」と称えた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY