吉田正尚、豪快1号も「試合に負け悲しい」 金色ダンベルは「誰が持ってきたのか…」

1号2ランを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
1号2ランを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

4試合16打席目で待望メジャー1号、ベンチではダンベルでマッチョポーズ

■パイレーツ 7ー6 レッドソックス(日本時間4日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が3日(日本時間4日)、本拠地で行われたパイレーツ戦に「4番・左翼」で出場し、メジャー初本塁打を放った。逆方向のグリーンモンスターを越える豪快弾に「しっかり振れたので感触としては良かったです」とうなずいた。

 1-3の初回1死二塁だった。外角高めの速球を捉えると、打球は逆方向にぐんぐん伸びて、左中間のグリーンモンスターを軽々と越える同点2ランとなった。メジャー4試合16打席目での待望の1号。ベンチに戻ると金色のダンベルを渡されチームメートの祝福を受け、白い歯を見せてマッチョポーズを決めた。

 ダンベルについて聞かれると「誰が持ってきたのかよく分からない。置いてあった」と笑った吉田。記念球はまだ手元にないそうで、悲しいかと聞かれると「試合に負けたのでそっちの方が悲しいですけど、いずれ返ってくることを祈ってます」と話した。

 この日は4打数1安打2打点1四球で、打率は.294。6-7の8回1死一、二塁と一打同点の第5打席は一ゴロに倒れ、チームは乱打戦の末に1点及ばず、連勝は2でストップした。記念すべき日も「8回は(前打者の)ジャスティンがつないでくれたので球場の雰囲気がすごく盛り上がっていたんですけど、その前の1球、2ボールからの球をスイングできたかなと。やはり積極的にいくことを頭に置いていきたい」と反省も忘れなかった。

(Full-Count編集部)

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