大谷翔平、2戦連発の決勝2号2ラン イチロー氏と再会5時間後に豪快弾、エ軍3連勝

2号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
2号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

敵地・マリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場

■エンゼルス 7ー3 マリナーズ(日本時間4日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地・マリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、同点の5回に勝ち越しの2号2ランを放った。今季初の2試合連発が決勝点となった。5打数1安打2打点で打率.294。チームは7-3で快勝し、3連勝を飾った。

 同点の5回無死一塁だった。右腕・カービーのチェンジアップをフルスイング。バックスクリーン右へ悠々と運ぶ2号2ランだ。2試合連発は昨年8月29日のヤンキース戦以来217日ぶりで通算16度目。打球速度は110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離431フィート(約131.4メートル)。打った瞬間にそれと分かる確信の一発だった。

 試合前練習中にはマリナーズのイチロー氏(会長付き特別補佐兼インストラクター)と再会した。左翼フェンス際で壁当てをしていたが、右翼付近のイチロー氏を見つけて外野を100メートル近く横断。頭を下げて、がっちり握手を交わした。約1分ほどだったが、WBCの新旧ヒーローから笑顔があふれた。5時間後の豪快弾につなげた。

 初回1死一塁は二ゴロ、3回無死一塁は遊ゴロ併殺打と打ち取られた。7回無死一塁は三邪飛、8回2死一塁は見逃し三振と結果を残せなかった。それでも主軸として十分すぎる結果を残し、チームの快勝に貢献した。

(Full-Count編集部)

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