大谷翔平の“修正力”を元ロッテ監督が激賞 苦手コース打ち特大弾は「素晴らしい」

エンゼルス戦の解説を務めるボビー・バレンタイン氏【写真:Getty Images】
エンゼルス戦の解説を務めるボビー・バレンタイン氏【写真:Getty Images】

バレンタイン氏、外角チェンジアップは「この数年打てなかった」

■エンゼルス 7ー3 マリナーズ(日本時間4日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地・マリナーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、同点で迎えた5回の第3打席で勝ち越しの2号2ランを放った。元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏は、苦手としていた外角チェンジアップを捉えた“修正力”を激賞した。

 エンゼルス放送局「バリースポーツ・ウエスト」のポストゲームショーで、バレンタイン氏は「偉大な選手というものは素晴らしい修正ができるものだ」と大谷の打った瞬間それと分かる豪快弾を振り返った。

 同点の5回無死一塁、大谷が右腕・カービーの外寄りのチェンジアップをフルスイングすると、打球はバックスリーン右に飛び込んだ。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離431フィート(約131.4メートル)だった。

 序盤からチェンジアップを多投されており、第1打席は一ゴロに倒れていた。「あそこに入るチェンジアップ(外角チェンジアップ)はこの数年彼の“アキレス腱”だった。あそこに入るチェンジアップは打てなかった。だが彼は今晩、仕留めた」とバレンタイン氏は、また1つ進化した二刀流に賛辞を惜しまなかった。

(Full-Count編集部)

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