打者は困惑…待っても来ない“全力遅球” 21歳の貫禄投球に「これは打てない」

日本ハム戦に登板したオリックス・宮城大弥【写真:パーソル パ・リーグTV】
日本ハム戦に登板したオリックス・宮城大弥【写真:パーソル パ・リーグTV】

直球と同じような腕の振りで緩いカーブにファン「技巧派のフリやめて」

■オリックス 4ー2 日本ハム(7日・京セラドーム)

 オリックス宮城大弥投手の緩急自在に操る投球術に注目が集まっている。野球日本代表「侍ジャパン」に選出され第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に貢献した左腕は、7日の日本ハム戦で今季初登板初先発。6回1安打無失点の好投で、今季初勝利をマークした。打者を困惑させる球速差54キロの投球術に「これは打てない」「ギャップ萌え」の声が集まった。

 宮城は3回1死から92キロのカーブで江越大賀外野手を空振り三振に仕留めた。2ストライクからの3球目は直球と同じような腕の振りから、打者の手元でワンバウンドになるカーブで腰を砕けさせた。

 この様子を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeは「【54キロ差の鬼緩急】宮城大弥『146キロストレート→92キロカーブ』【可愛い顔して…】」と題して動画を公開。この光景にファンは「なんでその腕の振りで100キロ切れるんだ」「150出る速球派左腕なのに技巧派のフリするのやめてほしい」など仰天していた。

【実際の映像】待ってボールがこない緩急差… 打者も腰砕けの“魔球”

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY