エ軍大砲が衝撃告白「ぶっ壊してしまった」 新HR儀式の兜“ハプニング”舞台裏

ブルージェイズ戦で本塁打を放ったエンゼルスのハンター・レンフロー【写真:Getty Images】
ブルージェイズ戦で本塁打を放ったエンゼルスのハンター・レンフロー【写真:Getty Images】

8回ダメ押し弾のレンフローが告白「間違って踏みつけてしまった」

■エンゼルス 9ー5 ブルージェイズ(日本時間9日・アナハイム)

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは8日(日本時間9日)、本拠地・ブルージェイズ戦で3本塁打を含む10安打で9得点を挙げ、最大4点差を逆転勝ちした。チームの盛り上げに一役買ったのが日本製の兜(かぶと)だ。

 レンヒーフォの1号ソロ、トラウトの3号3ラン、レンフローの1号2ランと一発攻勢。エ軍ベンチは兜、兜、兜で大盛り上がりだったが、5回に「鍬形(くわがた)」と呼ばれる部分が取れてしまうハプニングが起きた。

「楽しかった。侍のように見えると思う。(鍬形は)取れてしまった。オレは壊してないよ(笑)」とレンヒーフォ。鍬形は取り外し可能だったため、事なきを得たかに思われたが、8回にダメ押し2ランを放ったレンフローを祝う際に“悪夢”があったようだ。通算158本塁打を誇る体重104キロのレンフローが苦笑いで明かす。
 
「取り外しの部分が取れて、間違って踏みつけてしまった。『何かぶっ壊してしまった』って感じだった(笑)」

 ネビン監督によると、兜の重さは10パウンド(約4.5キロ)。これまでに兜を被ったトラウトやレンヒーフォ、レンフローが「重い」と口を揃えている。ネビン監督は「壊れたような気がする。何回も被ったから、おかしくなったと思う。(この先も)被っている姿を見たいけどね」と苦笑いを浮かべる。

 この日、大谷は4回に右翼線二塁打を放って3試合連続安打をマーク。本塁打セレブレーションが始まってからまだ2試合。兜を被った大谷翔平を見てみたいものだが……。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY