千賀滉大の“お化けフォーク”が「最も三振を奪った球」 データでも証明される威力
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バットに当たらない、前に飛ばない威力が証明された
■メッツ 5ー2 マーリンズ(日本時間9日・ニューヨーク)
メッツ入りした千賀滉大投手は、8日(日本時間9日)のマーリンズ戦で今季2勝目を挙げた。6回を投げ被安打3、1失点の好投。さらに6つの三振を奪っている。さらに代名詞の“お化けフォーク”は、この試合の時点で「今季メジャーでバットに当たらない、前に飛ばない威力が証明された最も三振を奪った球種」だというのだ。
MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー記者が自身のツイッターで伝えたもの。「今季ここまで、最も多くの三振を奪った球種」として1位は千賀で、フォークで12三振。2位はジョー・ライアン(ツインズ)のフォーシームが11個。3位はジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)と、ゲリット・コール(ヤンキース)のフォーシーム、さらにニック・ロドロ(レッズ)のカーブが10個で並ぶ。
また米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」も、MLB打者による千賀のフォークへの20スイングが空振り12回、ファール6回、ライナーアウト1回、被安打1回に終わったことを紹介。なかなか前に飛ばないどころか、ほぼ空振りになる魔球の威力が明らかになっている。
(Full-Count編集部)
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