サヨナラ機で凡退の大谷翔平は「言い訳しないだろう」 エ軍指揮官「ファイト見せた」
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両チーム計23得点、延長10回の死闘もエンゼルスは敗戦
■ブルージェイズ 12ー11 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で左中間3号2ランを放った。1点差に迫った直後の延長10回のサヨナラ機は二ゴロに倒れ、5打数2安打2打点で打率.333。チームは今季初の延長戦を11-12で落とした。試合後、フィル・ネビン監督は「私たちはファイトを見せた。姿勢を気に入っている」と両チーム計23得点の試合を前向きに捉えた。
大谷が花巻東の先輩・菊池雄星投手から3号2ランを放つなど、エンゼルスは4回までに6得点してリードを奪った。だが、6回に6点を返されて同点とされると、7回には4点を失った。3点ビハインドの9回に再び同点に追いつくも、延長戦で力尽きた。ネビン監督は「5回までよかったが、相手打線は本当に素晴らしかった。6、7回に点をとられてしまった」と相手打線をたたえるしかなかった。
大谷は一打逆転サヨナラの好機だった延長10回2死満塁で二ゴロに倒れた。西日の影響で投手の投げる球は見えにくい時間帯だった。指揮官は「ショウヘイは言い訳をしないだろうが、ボールの出所が見えにくかっただろう」と思いやった。チームは11-12で惜敗。ネビン監督は「ファイトする姿勢を見せたし、追い上げた」と前を向いた。チームは今季初のカード負け越しとなった。
(Full-Count編集部)
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