大谷翔平の驚弾に敵地実況「ピンボールのよう」 約23秒間の沈黙「行ってしまった…」

3号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
3号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の逆方向弾は「ピンボールのような打球だった」

■ブルージェイズ 12ー11 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で3号2ランを放った。菊池雄星投手との“花巻東対決”は内角スライダーを左中間に運ぶ豪快弾。地元放送局「スポーツネット・カナダ」の敵地実況は「行ってしまった……」と嘆いた後、およそ23秒の沈黙。まるで衝撃の深さを表現している様子だった。

 実況を務めるダン・シュルマン氏は、大谷の打球を目で追いながら「左中間に行った。キーアマイヤーが追う」と状況を説明。次の瞬間「行ってしまった……」と着弾を見届けると、解説のバック・マルティネス氏とともに、約23秒間、言葉が出てこず、大谷がダイヤモンドを回る姿を見届けた。

 シュルマン氏は、打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、飛距離397フィート(約121.0メートル)、角度23度の“弾丸ライナー”を目撃し「オオタニはどれだけパワーがあるか証明した。手を(上手に)使って、打球を引き上げ、左中間奥深くに放った」と語った。さらに、花巻東の先輩後輩対決にも言及し「オオタニはキクチのスライダーを捉えた。ピンボールのような打球だった」と目を丸くした様子だった。

(Full-Count編集部)

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