佐々木朗希はメジャーでも「エース級」 WBCメキシコ代表が語る衝撃「どうかしてる」

メキシコ戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:ロイター】
メキシコ戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:ロイター】

ブルワーズのテレス「21歳で彼のような選手を見つけるのはレア」

 3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球日本代表「侍ジャパン」の一員として世界一に輝いたロッテの佐々木朗希投手。準決勝のメキシコ戦では4回3失点も、最速164キロの剛球が与えた衝撃は大きかった。「4番・DH」として対戦したブルワーズのロウディ・テレス内野手が絶賛した。

 米スポーツ局「FOXスポーツ」が、同局のアナリストであるベン・バーランダー氏がテレスにインタビューする様子を公開。テレスは「彼は21歳だし、(MLBでも)25球団のローテの中でもエース級の素材だろうね。スプリットはあらゆる方向に変化する。直球は102マイル(約164.2キロ)出るし、伸びがどうかしてる。僕はこの球(直球)に対しては、常にボールの上半分を打とうとしていた。21歳で、MLBで誰が最高の投手かと考える時、(年齢的に)まだ大学3年生なんだよね。だから21歳で彼のような選手を見つけるのはとてもレアなんだよ。日本から旅立つときは、日本で最高の投手になっているだろうね。投手オンリー、って意味だよ」と手放しで称えた。

 テレスは佐々木に対し、2回の第1打席は遊ゴロ、4回1死の第2打席は左飛だった。昨季は153試合に出場して打率.219、35本塁打、89打点を放ち、メジャー通算437試合に出場している実力者も、日本の若き才能には目を見張っていた。

(Full-Count編集部)

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