“復活”ヌートバーに監督ご満悦「うれしい」 1号2ラン&高出塁率を絶賛「いいスイング」

1号2ランを放ったカージナルスのラーズ・ヌートバー(右)【写真:Getty Images】
1号2ランを放ったカージナルスのラーズ・ヌートバー(右)【写真:Getty Images】

第3打席で復帰後初安打、本拠地のファンから大きな拍手

■カージナルス 5ー4 パイレーツ(日本時間17日・セントルイス)

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が16日(日本時間17日)、本拠地でのパイレーツ戦に「7番・中堅」でスタメン出場。6回の第3打席で今季1号となる同点2ランを放つなど、2打数1安打2打点3四球だった。チームは延長10回サヨナラ勝ち。オリバー・マーモル監督は「彼が戻ってきてくれてうれしい」と、ヌートバーの活躍に頬を緩めた。

 復帰戦となった15日(同16日)の同戦では安打はなかったものの、この日の第3打席で快音が飛び出した。2点ビハインドの6回、2死二塁から右腕・ケラーの内角高めを引っ張ると、弾丸ライナーで右翼席へ。復帰後初安打は同点2ランとなった。三塁ベースを回るとWBCでお馴染みとなったペッパーミルポーズも披露。本拠地のファンからは、大きな歓声が送られた。

 その後は同点の8回に2死二、三塁で打席が回るも申告敬遠。10回にも1死二、三塁とサヨナラのチャンスも、一塁が空いていたために歩かされた。

 この日は2つの申告敬遠を含む3四球。3試合ですでにチーム2位タイの8四球を選んでおり、指揮官は持ち前の選球眼の良さを絶賛した。「出塁する方法を知っている。彼はストライクゾーン以外の球には手を出さない。そしてゾーンの中に球がこれば、それを強打する。今日もまた四球を選んでいたし、本塁打の時は本当にいいスイングだった」と振り返った。この試合を終えて出塁率は.667に。左手親指の挫傷のために約2週間離脱していたが、元気な姿に、指揮官も胸をなでおろした。

(Full-Count編集部)

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