主砲の妻からまさかの“誤審”指摘 重なる不利判定に指揮官爆発「イライラも当然」
ド軍フリーマン「妻もあれはボールだと言っていた」
■カブス 3ー2 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)
“疑惑の判定”連発で失われた反撃の機会に、指揮官が大爆発だ。ドジャースは16日(17日)のカブス戦を2-3で落とした。1点を追う9回に、微妙な判定が続いて試合終了という後味の悪いもので、試合後のデーブ・ロバーツ監督は「(判定は)間違っていると思う」とバッサリ。さらに選手の妻まで「あれはボール」と言い切る事態となっている。
9回1死、ヘイワードがフルカウントからの内角直球を腰を引いて見逃したが、ショーン・バーバー球審の手が挙がって三振。ヘイワードは首を振り、不満げな表情でベンチへ戻った。続くベッツが出塁し、一発が出ればサヨナラの場面で打席には主砲フリーマン。2球空振り後の3球目、低めの直球を見逃したがこれがストライク判定で試合終了となった。
ロバーツ監督は直後、グラウンドで球審に向かって不満をあらわにした。地元放送局「スポーツネット・LA」が伝えたところによると、試合後の会見でも「デビッド(ペラルタ)への球は際どかったが、ジェイソン(ヘイワード)への2球(5球目と6球目)は間違っていると思う。完ぺきな仕事を期待する人はいないが、ジェイソンがイライラするのも当然だ」と審判の”ミス”だとした。
フリーマンは「ダグアウトからでは見分けるのは難しいけど、僕の妻も『あれはボールだった』と言っていた。これはどうすることもできないね」と苦笑いだ。メディアからも“苦情”が殺到しており、ドジャース専門ポッドキャスト番組「Inside The Ravine Podcast」のブレイク・ハリス氏は、9回の3つのアウト(3三振)を紹介し「どれも明らかにボールだった」と指摘した。