パ最下位の日ハムに隠れた“希望” 専門家が覚醒を確信のワケ「長打も増えてくる」

オリックス・森友哉【写真:小林靖】
オリックス・森友哉【写真:小林靖】

3連覇を狙うオリックスは吉田正の穴を全員でカバー「うまく選手をやりくり」

 強打の正捕手・森が抜けた西武は開幕カードのオリックス戦こそ負け越したが、その後は1度も連敗がない。松本、今井、平良の先発3本柱が好調で、リリーフもルーキーの青山、2年目の佐藤、平井、本田が盤石。守り勝つ野球で白星を重ねており「打のチームから投のチームに変わった。攻撃面は少し苦しいが投手陣がうまく流れを作っている」と、2位につけるチームを分析する。

 リーグ3連覇を狙うオリックスは現在3位タイ。メジャー移籍した吉田正の穴は大きいが、杉本が4本塁打、遊撃を守る新助っ人のゴンザレスが3本塁打するなどチーム本塁打13本はリーグトップ。また、育成出身ルーキーの茶野が、チームトップの打率.298をマークしている。打線に派手さはないが、12球団随一の投手力を誇るだけに新井氏も「中嶋監督がうまく選手をやりくりしている。怪我人が続出しない限り、優勝争いに入ってくる」と断言する。

 オリックスと並ぶロッテは、高卒5年目の藤原がここまで13試合に出場し打率.326と、ようやく1軍で結果を残しつつあり「打撃フォームも少しコンパクトになり、対応できるようになってきた。本来スピードを持った選手で守りもある。1年間レギュラーとして出場し3割近い数字を出してほしい」と期待を込める。

 借金を抱えるのは2チームだ。5位の楽天は日本球界復帰3年目の田中が2勝1敗、防御率1.02と好調だが、岸、則本という“実績組”が不振。打線も浅村を筆頭に目立った活躍はなく「もう少し主力が本来の力を発揮しないと厳しい」と指摘。

 2年目を迎えた新庄監督が指揮を執る日本ハムは最下位だ。新井氏は「若手を積極的に起用しているが、選手が結果で応えることができるか」と浮上の鍵を予測。さらに清宮幸太郎内野手について「少しずつアベレージを残せるようになった。今のように打っていれば自然と角度も付き、長打も増えてくる。良い傾向に見えます」と、主砲への脱皮が進んでいると見ている。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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