大谷翔平の驚弾にトラウト“驚きなし” NYメディア興奮も「今に始まったことじゃない」

ヤンキース戦に出場したエンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】
ヤンキース戦に出場したエンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】

今季初めて2番・大谷、3番・トラウト「うちの打線は層が厚い」

■エンゼルス 5ー2 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回に7試合ぶりの先制4号2ランを放った。5回には今季初盗塁を記録するなどフル回転した。NYメディアから取材を受けたマイク・トラウト外野手は「今に始まったことじゃないよ」と苦笑いで語った。

 この日は開幕17戦目。今季初めてトラウト、大谷の打順を入れ替え、大谷は2番スタメンだった。大谷の前後を打つウォード、トラウトがマルチ安打を記録。大谷と4番・レンドンが2打点ずつと打線が活発だった。「スプリングトレーニングの時から言っていたように、うちの打線は層が厚い。それぞれの打席内容がいいと、いいことが起きる」と自信を見せた。

 この日はヤンキー・スタジアム開場100周年の記念試合。「旧ヤンキー・スタジアムでもプレーする機会に恵まれた。高校時代のショーケースだった。そして新ヤンキー・スタジアムでもプレーできている。物事の歴史を振り返るのは粋なことだね」と振り返った。

 試合前までヤンキー・スタジアムでは打率.326、7本塁打、16打点。「ヤンキー・スタジアムの打席が好きなんだ。なんだろう。土かな。何か違う。この土には何かある。なんだろうな。時折、球場によっては何か土がしっくりこない時がある」と笑顔を見せていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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