大谷翔平の逆方向弾は「トラウトより飛ばした」 353発男も驚愕「僕は彼の大ファン」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平は「体の管理をきちんとしている」MLB通算2372試合出場のハンター氏

 エンゼルスの大谷翔平投手が放つ「逆方向」への打球を、かつてツインズやエンゼルスなどで19年間プレーしたトリー・ハンター氏が大絶賛している。メジャー通算2372試合に出場し、353本塁打を記録したハンター氏は、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」で、大谷の逆方向に放つ打球に言及。左翼へ、右打者の「トラウトより飛ばしていた」と驚嘆した過去を明かした。

 ハンター氏は番組内で「2、3年前だったと思う。息子を観にマイナーのスプリングトレーニングに行ったんだ」と明かすと、その際に大谷の逆方向への打球を目撃したという。マイク・トラウト外野手から「彼(大谷)の逆方向への打撃を見てください。そして僕のレフトへの当たりを」と声をかけられ、注目すると「トラウトのレフトへの(引っ張る打球)より大谷の逆方向への当たりのほうが飛距離が出ていた」と驚愕した。

 ハンター氏は大谷の打撃を見て「こいつは凄い」と感じたが、その後に「さらに彼がマウンドにあがるのを見た」と衝撃を受けた。投打二刀流の活躍を「どれだけ続けられるだろうか」と感じたハンター氏だったが、大谷が行う体のケアを数年見て、活躍を「確信した」という。

 大谷は「体の管理をきちんとしている。彼は腕の疲れを計測している。周囲の人間に聞いたんだが、彼には腕の疲れを計測する方法や計器がある」とハンター氏。その数値によって「エクササイズの強度を調整したり、ピッチングを休んだり、イニング数を調整したりしている。腕の筋力を計測することで、怪我のリスクを判断している」と念入りなコンディション管理を行っている。さらにハンター氏は「僕は彼の大ファンだ」と、大谷の“プロ意識”の高さに感心している様子だった。

(Full-Count編集部)

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