ヤ軍始球式の黒田氏、大谷翔平は「年々進化している」 最終対戦から7年後の今
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黒田博樹氏が始球式「マウンドからの景色を見られてとても幸せでした」
■ヤンキース ー エンゼルス(日本時間20日・ニューヨーク)
元ヤンキースで広島の球団アドバイザーを務める黒田博樹氏が19日(日本時間20日)、ヤンキース-エンゼルス戦で始球式を行った。マウンド前からカイル・ヒガシオカ捕手に対して投球。山なりだったが、ストライク投球を披露した。登板後は「マウンドからの景色を見られてとても幸せでした」と感謝の言葉を並べた。
48歳の黒田氏はヤンキースのピンストライプを着て登場。背番号は現役時代につけた「18」を球団に準備してもらった。今回は球団施設の見学や、球団関係者との情報交換が主な目的で来訪。そのため「急遽、ファーストピッチを投げてほしいということで、こういう形になりました。せっかく9年ぶりにニューヨークに戻ってきたのだから、ぜひやってほしいと言っていただいた。僕でいいのかなと。急遽、ユニホームを用意してもらった」と照れた。
黒田氏は2008年からドジャースでプレーし、ヤンキースでは2012年からプレーした。同年に16勝11敗、防御率3.32をマーク。2013、2014年には2年連続で11勝を挙げた。それだけに「球場の雰囲気、伝統のある球団でピンストライプを着れたことはいい思い出です」と感慨深く話した。
黒田氏は現役を引退した2016年の日本シリーズで大谷翔平投手と対戦。この日は会うタイミングこそなかったが「年々進化している。(投打)両方、トップクラスの成績。僕が簡単にコメントしていいのかなと思う選手」とメジャーでの活躍を絶賛した。
(Full-Count編集部)
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