「準備はできていたが…」大谷翔平の前に11三振 敵将お手上げ「本当に武器が多い」

ロイヤルズ戦で3勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ロイヤルズ戦で3勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は7回を投げて被安打わずか2、11奪三振という快投

■エンゼルス 2ー0 ロイヤルズ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場。7回を投げて今季最多の11三振を奪い、2安打無失点と好投。3勝目を挙げた。ロイヤルズのマット・クアトラーロ監督は「本当に武器が多い」と投球の幅に驚いた様子だ。

 ロイヤルズの地元放送局「バリー・スポーツ・カンザスシティ」がツイッターで伝えたもの。クアトラーロ監督は「彼(オオタニ)はスペシャルだ。フィールドに立つときはほとんどいつでもね」と投打二刀流での活躍を特別なものだとした。

 さらに「彼は初回から連続三振を奪った。私たちの打撃はそこからの4イニングぐらいは良くなっていったと思うが、彼の終盤は素晴らしかった。私たちがまだ見たことがないカーブを使って、打者のバランスを崩した。彼には、本当に武器が多くある。彼が相手だったことを考えれば打撃はなかなか良かったと思うが、もちろん十分ではなかった」とし、投手・大谷の“引き出しの多さ”を称えている。

 また、大谷が新たな武器としている球種「スイーパー」についても「素晴らしい球だ」「彼は自分がやりたいことが、なんでもできるようだね」と驚いた。

 続けて「(スイーパーは)新たな武器だ。ただ、よく投げていたことは知っていたから、準備はできていた。ただ、実際に生で見て、順応する必要がある。新たな球だからね」と、威力はロイヤルズの想像以上だったようだ。

(Full-Count編集部)

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