ダルビッシュ、緊急降板も4度目先発で今季初勝利 6回途中2安打1失点、足を気にする仕草

Dバックス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
Dバックス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

6回2死二、三塁、スミスに2ボールとしたところで異変か…そのまま交代

■パドレス 7ー5 Dバックス(日本時間24日・フェニックス)

 パドレスのダルビッシュ有投手が23日(日本時間24日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発。5回2/3、102球を投げて2安打1失点、5奪三振5四球で、今季初勝利を挙げた。6回途中には足を気にする仕草を見せて降板したが、4度目の先発でついに白星を手にした。

 いきなり3点の援護をもらってマウンドに上がったダルビッシュは、初回を3者凡退で切り抜けるなど3回まで1安打も許さない立ち上がり。しかし4回に先頭のマルテに三塁打を浴びると、ロンゴリアの右犠飛で1点を失った。

 6回、先頭に四球を与えるなど2死二、三塁のピンチを招き、5番のスミスに対して2ボールとなったところで右足を抑える仕草を見せる。マウンド上で屈伸をするなど異変が起きた様子で、付き添われてマウンドを降りると、そのまま交代が告げられた。その後は救援陣が何とかリードを守った。

 今季初登板だった4日(同5日)のダイヤモンドバックス戦で5回1失点と好投するも勝ち負け付かず。10日(同11日)のメッツ戦は7回途中5失点と崩れたが、前回先発した16日(同17日)のブルワーズ戦も7回1失点ながら打線の援護なく、ここまで3試合で2敗と白星に恵まれていなかった。“4度目の正直”で掴んだ今季1勝。足の状態が心配されたが、試合後には「単純につっただけ」と軽傷を強調した。

【実際の様子】「ちょっと『ん?』と思って」マウンドで足を気にするダルビッシュ

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