トラウト、初の2イニング連発も“なおエ” 3回守備を悔やむ「キャッチしなければ」

ブルワーズ戦で2本塁打を放ったエンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
ブルワーズ戦で2本塁打を放ったエンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

2発を含む3安打5打点、通算25度目のマルチHRは球団最多

■ブルワーズ 7ー5 エンゼルス(日本時間30日・ミルウォーキー)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手は29日(日本時間30日)、敵地・ブルワーズ戦に「2番・中堅」で先発出場し、2本塁打を含む3安打5打点の大暴れを見せた。今季初のマルチ本塁打を記録したが、チームの勝利には届かず。トラウトは「いい球がきた。ここ数試合いいスイングをできているし、(打撃の)感触を取り戻した」と淡々と振り返った。

 意地の2発だった。8回無死一塁で中越え6号2ランを放つと、9回2死二塁でも中越え7号2ラン。2イニング連発は自身初。通算25度目のマルチ弾は球団歴代最多だ。「強い打球を飛ばすことができたし、いいプレーもできた」。主砲は言葉少なだった。

 悔やんだのは3回の守備。1点先制を許した2死三塁でアダメスの打球にダイビングキャッチを試みたが、グラブに当てながらもキャッチできなかった。「最後の瞬間、打球の変化が少し変わったように感じた。手のひらの部分に当たってしまったので難しい打球だったが、キャッチしなければいけなかった」。この回3失点。序盤で試合の主導権を許しただけに、主砲は悔しそうだった。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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