大谷所属のエ軍に痛手 抑えのWBCベネズエラ代表左腕、TJ手術で今季絶望…指揮官明言

エンゼルスのホセ・キハダ【写真:ロイター】
エンゼルスのホセ・キハダ【写真:ロイター】

3月にベネズエラ代表としてWBC出場、今季は10試合登板

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスのホセ・キハダ投手が、左肘のトミー・ジョン手術を受けることが決まった。フィル・ネビン監督が3日(日本時間4日)の敵地・カージナルス戦前に明らかにした。

 27歳のキハダは2019年にマーリンズでメジャーデビューし、2020年からエンゼルスへ。昨季は42試合登板して0勝5敗3セーブ、12ホールド、防御率3.98をマークした。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にはベネズエラ代表としてプレー。今季は新加入のカルロス・エステベスと共にダブル守護神を任され、10試合登板、0勝1敗4セーブ、防御率6.00だった。27日(同28日)の登板後に違和感を訴え、29日(同30日)に負傷者リスト(IL)入りしていた。

 ネビン監督は「キハダについては聞きたくない知らせを受けた。手術する可能性が高い。医師と相談して、いつ手術を行うかの問題だ」と話した。トミー・ジョン手術は復帰まで1年近くを要する。「彼は打ちひしがれていたが、これからのことを理解している。来季たくさん投げてくれることを期待している。来年のオールスターまでに戻ってきてくれたらいい」と期待を込めた。

(Full-Count編集部)

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