1点も与えぬ阪神右腕、覚醒間近の背番号55 NPBを席巻…逸材揃いの2020年ドラフト組

ハム五十幡は故障離脱もパ1位の10盗塁、燕・木澤やDeNA入江はフル回転

 足で魅せるのは日本ハム・五十幡亮汰、ヤクルト・並木秀尊の両外野手だ。五十幡は故障で7日に出場選手登録を抹消されたが、ここまでリーグトップの10盗塁。並木は代走や守備固めでの出場が多い中で3盗塁をマークしている。

 1年目から活躍した選手が多かった世代。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には牧の他、中野、伊藤大海(日本ハム)、宇田川優希(オリックス)、栗林良吏(広島)、高橋宏斗(中日)が出場した。

 他にも楽天・早川隆久投手は1年目に9勝を挙げた。現在は2軍調整中だが、今季は4登板で防御1.54をマークしている。西武・水上由伸投手は2年目の昨年、最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、新人王を受賞した。昨季55登板のヤクルト・木澤尚文投手は今季も12試合に登板している。

 セの首位を走るDeNAでは入江大生投手が11登板で防御率1.74。昨年6月に支配下登録された石川達也投手は今季4登板で失点を許していない。日本ハム・今川優馬外野手は4月30日に抹消されたがここまで打率.281をマークしている。有望株の多い2020年ドラフト組。今後どんな成長曲線を描くか、注目される。

(Full-Count編集部)

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