ヤクルトに“虎キラー”「タイミングがとりづらそう」 専門家も注目の独特フォーム

燕のドラ1右腕・吉村は阪神戦2勝0敗、防御率1.06

 吉村はこれで阪神戦には3試合に登板して2勝0敗、防御率1.06のキラーぶり。このところ、ヤクルト先発陣は高橋が5日のDeNA戦(神宮)で4回6失点、小川が6日の同カードで4回8失点など、ふがいない投球続きだっただけに明るい材料ということだろう。

 もっとも、その高橋、小川らについても野田氏は「確かに先週はひどすぎましたけど、まぁ、それもたまたま続いただけじゃないでしょうか。彼らには力がありますからね。必ず、立て直してきますよ」と断言。「打線も村上が絶対に調子を上げてくるでしょうしね。外国人選手も調子がいいし、塩見が戻ってきたのも大きいし……」とプラス要素を指摘した。

「今日(9日)の阪神戦を見ても、ヤクルトはやはり試合巧者ですよね。まだそんなことを言う時期じゃないけど、必ず上がってくるでしょう。優勝争いに絡んできますよ」と野田氏。9日現在、4位のヤクルトだが、その戦力は昨季と遜色ないどころか、さらにアップしていく可能性も十分ということだ。

(山口真司 / Shinji Yamaguchi)

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